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スタグフレーションへ突き進む日本 [経済・経営ニュース]

日本の基幹産業は、未だに自動車です。半導体関連のハイテク製品は、アメリカに潰されてしまった。コロナ禍で半導体製造装置は輸出が増えているものの、バブル崩壊後、少しも産業構造が良い方向へ変化していません。新しい産業が、起きていないのです。

これは結果として、少しも労働生産性が伸びない原因にもなっています。→当然、賃金も伸びません。

ここへコロナ禍起きて、世界中が金融緩和をした。そして収束しつつあり、物価上昇が激しくなった。アメリカの中央銀行FRBは、金融緩和の縮小を始める計画です。

ところが低金利政策を執ってきた日銀は、金利を上げることができない。膨大な国債の利払いが増えるからです。

日米金利差が生じて円安が進む。ただでさえ資源価格が上がっているので、相乗効果で日本の物価はさらに高くなります。

不況下の物価高をスタグフレーションといいます。
小手先の金融政策・財政政策では、とても追いつきません。
根本的な産業構造の転換を待たれて久しいですが、何も聞こえてきません。
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